TOEIC® L&R
990点達成特集インタビュー
2016年5月の新形式TOEICで見事990点を達成された山口さん。990点取得までのモチベーションの保ち方、勉強方法について伺いました。
スコアアップデータ | |
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受講期間 | 2年半 |
受講前スコア | 875点(L455R420) |
受講後スコア | 990点(L495R495)満点達成!! |


目標達成おめでとうございます。今の率直なお気持ちを聞かせて下さい。
ようやく実力がついてきたか、という感じです。
自分一人ではここまで来れなかったと思うので、本当に感謝しております。


試験を受けた時の手応えは?
すごく量が増えたので余裕は無かったんですよね。ただ、これは確実に間違えたというのは無かったので、もしかしてという期待は心の底にありました。前回(2006年)形式が変わった時は落ちてしまったので、新形式に弱いということで不安でした。


新形式に向けた対策は、どんなことに気をつけてやりましたか。
新形式対策はエッセンスに賭けてましたね。エッセンスの問題で大丈夫だと確信がありました。もちろん、GWの公式問題集の集中講座にも出ましたし、日々、新傾向の問題をやっていたので、もう大丈夫だと自信はありました。


試験当日のルーティンはなんですか。
前日はもちろん早く寝ます。当日朝は、耳と目を慣らすということで、1.3倍速のリスニングを聞く、あとはエッセンスのリーディングの問題で目を慣らすため、Part 7をざっと見る感じにしています。


エッセンスに来る前はどんな勉強をされていましたか。
とにかく「聞く」ことだけをしていました。市販の「スーパーエルマー」、「スピードラーニング」とか。あとはNHKのニュースを1時間。毎日3時間聞こうと決めて、リスニングだけやっていました。それで600点位まではいきました。


エッセンスを選んだ理由は?
試験会場で配っていたチラシを毎回もらっていて、当時は山梨にいたんですが、ホームページを見ながら、東京に転勤したらエッセンスに行こう、とずっと思っていました。


実際エッセンスに通ってよかったと思うところはなんですか。
僕がエッセンスを好きなのは、まず先生が毎回試験を受けていて、TOEICを「好きだ」というところですね。結構、他の英語学校もいろいろ行ったんですが、TOEICを全然受けてなかったり、TOEICに別に興味はないけど、教えてるとか。あとは、エッセンスのオリジナルの問題がすごくいいですよね。


600点台と800点台では、何か世界が違いますよね。

そうですね、本当に分かって解けるようになったのは860点位ですね。その辺りから自信を持ってマークできるようになり、どこが分からなかったというのも分かるようになりました。


その辺りから面白さも分かるようになってきましたか。
最初は土曜の5時間連続の授業はやっぱり辛かったです。今よりも余裕がなかったし、友達のできないピリピリとした雰囲気が本当に辛かったです。


その辛かった状況でも継続していけた理由はなんですか。
やはり結果が出るということですね。また、来ればみんながやっているので強制的にやらざるを得ない、というところでしょうか。このエッセンスの強制力と緊張感はすごいです。家で時間を決めてやるのとはまた違う緊張感があるんです。


授業以外の面でエッセンスのサポート体制は充実していましたか。
特に受付スタッフの方々がすごく親身なので、そこはいつも助けられてました。あとは、会員サイトで復習ができるところです。


その高いモチベーションはどうやって保っていますか。
モチベーションが下がってる時もあるんです。ただそんな時も授業に出て細々と続けてます。またやる気が出てくる時もあるので無理はしませんが、全く勉強しない日は作らないようにしています。やはり、TOEIC受験を定期的に入れてしまうことがモチベーション維持につながっている気がします。

TOEICは、英検(合格不合格)や、英会話(上達が実感できない)と違って、はっきりと点数で出るので、モチベーションがキープしやすいと思います。自分の実力がきっちり測れるというところがTOEICの魅力ですね。あとは、先生との触れ合いでモチベーションがキープできます。


勉強して頑張っているのに目標スコアに届かないという人に向けてどのようなアドバイスをされますか。
まずはある程度の量のインプットが絶対必要です。最初の頃はどれくらい勉強したかを記録につけていました。その記録が溜まっていくと結構モチベーションになりますし、実力も上がっていきますね。あとよかったのは、わりと早い段階で、エッセンスの文法講座を受講したんです。そこで文法用語とか覚えたので、授業の説明が良く分かるようになりました。


スコアをあげることは実際にビジネスで使うということで意味のあることだと思いますか。
ビジネスで使うのであれば、860点位でやっと基礎ができたというところなので、そこから頑張ってほしいです。900点を超えてくるともう点数ではなくなってきます。エッセンスのいいところは、点数をとるための指導にとどまっていないんですよね。結構、いろいろと教えてくれるフレーズが、英語の新聞に出てきたり、会社の書類に出てきたり、あとは、現地の人との会話にそれが出てくるんですね。それが気づけるようになったのは、やはり900点位からですね。あっ、実際にこうやってTOEICの言葉が使われているんだというのが分かってきました。


まずはスコアアップだけを目指せばあとあと役に立っているということが気づけるってことですね。
やれば必ずついてくるというところがTOEICのいいところですね。マラソンと同じなんですね。練習すれば必ず結果が出ます。TOEICもやれば結果が出ます。


山口さんのアドバイスとしては、もうTOEICに絞ってやるということですね。
TOEICはベースでいいと思いますね。900点まではそれでいいんじゃないでしょうか。900点になったら自然に、例えば英語のニュースとか新聞とかが受け入れられるようになるので、そこからで十分間に合うと思います。好きなもので続けたほうがいいなと。だからドラマとか映画が好きな人はそれで続ければいいし、ただ、ビジネスマンで忙しい人が多いでしょうから、TOEICだけでもいけると思います。実際に実践しましたから。
満点を目指そうと思って985点から満点まで、僕の場合は丸2年かかってますけど、本気で目指そうとなってからは、一日一模試で60セット位やりました。お金も結構かかったんですが、とにかく量が必要ですね。ただ990点には、それ以上に得るものがあると思います。本当の英語力まではいかないのかもしれないけど、英語ができるようになるってこういうことか、って感じられました。800点後半位では辞めないでほしいですね。そこまでいったら、やはり900点後半まで狙ってほしいです。世界は広がりますから。


990点を達成されて、これからの山口さんの目標は?

まだまだTOEICもこれから毎回受けますし、やめる気はないので、イチローじゃないですけど、通過点っていうのはこういうことを言うんだと思います。990点は目標ではあったんですが、ゴールではなかったと思います。
