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TOEICが生かせるコミュニケーションレベル (2016/10/06)

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■コミュニケーションと仕事
社会に貢献する仕事は数多くありますが、自分一人だけで行える業務は限られており、おしなべて意義あるタスクは他者とのやり取りによって進められるものです。
他者とのやり取り、即ちコミュニケーションには、会話や文章など言葉を用いた意思疎通・情報伝達において果たすべき大きな役割があります。これを使いこなせるか否かは、その人のスキルを計る目安ともなります。
ここで言うコミュニケーション能力とは、うわべの世智のことではありません。重要な仕事で必要とされるコミュニケーション能力、実際に役立つコミュニケーション能力です。
自身の考えを明確に伝える力、あるいは相手の真意を正しく汲み取ることのできる力。また、一つのモチーフをどのように表現するかという表現力、大きなトピックのテーマを簡潔に抽出できるかどうか、複数の情報の中から有益なサブジェクトを取捨選択できるかどうか、それらをいかに纏めるかの要約力など、コミュニケーションのうちに求められる技量はいくつもあります。
日本人である以上、日本語のスキルを研鑽する努力を怠るべきではありません。しかし、現代のビジネスマンにとって、それ以上に問われるのは国際社会における英語のコミュニケーション能力です。
国際的なシーンで共通語として用いられるのは英語です。しかも、問われているのは机上の英語力ではなく、意義あるタスクに機能する英語のコミュニケーション能力です。日本語ではっきりと自己主張を行うと同時に、他者の話をきちんと聞くことのできる人であれば、コミュニケーション能力の骨格は既に形成されているといえるでしょう。そこから必要なものは骨への肉付けです。英語力という筋肉を鍛えていくというイメージです。

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■英会話でコミュニケーション
英語を使ったコミュニケーション能力を鍛えるためには、当然ながら英語の勉強をしなければなりません。具体的な勉強方法は人それぞれですが、自身の能力を計る目安として有効な手段の一つにTOEICがあります。
TOEICとは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定し、10点から990点までのスコアで評価していく世界共通のテストです。世界基準、いわゆるグローバルスタンダードを用いた設問と評価システムが採られており、英語能力を判定する上で極めて有用なテストです。TOEICで高いスコアを獲得することができれば、英語による高いコミュニケーション能力を有する証左となり、これを活用して国際的に活躍できる可能性の高い人材であることが確約されるといえます。
英会話でコミュニケーションを図るに当たっての重要なポイントは、ビジネスシーンであれプライベートシーンであれ、単語のストックと言い回しのバリエーションが豊富であることです。TOEICの設問に対応した勉強は、このポイントを押さえ、実用的な英会話の能力を磨く手立てとなるはずです。
たとえば、TOEICテストで700点代のスコアを獲得した場合、会議などの文書や通達を読んで理解できる能力および、自身の仕事に関連した業務のノウハウについて説明できる能力を有していると判断されます。800点代を獲得した場合であれば、英語表記のウェブサイトから情報収集する能力および、ビジネスシーンで発生した問題点を把握できる能力を有していると見做されます。最も高いスコアである900点代を獲得した場合には、自身の専門分野におけるハイレベルな専門書を読解し、極めて今日的なディスカッションに参加することができます。
TOEICテストでハイスコアを獲得するためには、優れた指導能力を擁するスクールやレッスンを活用してみるのも良いかもしれません。結果的に習得した能力は、必ずTOEICスコアに反映されるものとなるはずです。そして、TOEICスコアによって判定されたコミュニケーションレベルは、自身の能力で何ができるかという当面の指針や、これから先目指す未来のビジョンとなり得ます。

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■英会話を使った仕事
TOEICスコアによるコミュニケーションレベルを生かすためには、まずTOEICテストを受け、自身のレベルを明確に把握する必要があります。また、英語のコミュニケーション能力を活用できる仕事について、現代的なワークコンテンツをいくつか知っておくことが重要です。
果たして自身の英語能力では何ができるのか、自身のコミュニケーションレベルではいかなるタスクが遂行可能なのか、もしくは、目指す仕事のためにどの程度レベルアップを図れば良いのかなど、全てはそこから見えてきます。
英会話を使った職種には、通訳、翻訳、通訳案内、教師、外資系企業業務、貿易業務などが挙げられます。いずれも国際社会において貢献できる仕事です。TOEICのハイスコア獲得を目指し、実用的な英語能力を育成することで、こうした具体的なワークコンテンツを視野に入れることも可能となります。国際的なビジネスワークを目標に定め、TOEICのための勉強を始めてみましょう。