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受験英語の有効な対策と勉強法を知る (2018/03/27)

ビジネスのグローバス化が進み、国内にある企業であっても英語力が必要とされる場面が多くなっています。今は独自の言語である日本語だけで成り立っている会社でも海外との取引が必要になってからでは英語の学習は遅いでしょう。こちらでは受験英語で結果を出すための対策や具体的な勉強法について紹介します。

英語習得に必要な6ステップ

受験英語を習得するための有効な対策はこの6ステップが基本です。これらを踏まえた勉強法を実践することで英語力向上の道が見えてきます。

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単語や熟語を覚える

言葉というものは日本語でも英語でも単語でできています。小学校の国語で文字と単語から学んだように英語の勉強法でも単語と熟語が基本となります。
単語を覚えておくことは、応用学習において辞書を引く回数を減らしてくれますし、リスニングでも聞き取れる部分が増えます。
単語帳については単語と熟語が載っていればよいので何冊も買う必要はありません。ただし発音を覚えるためにはCDが付録されているものが望ましいです。
この時にスペルと発音記号の対応に気づくと単語学習が大幅に加速します。

文法を抑える

英語の勉強法の基本は単語と文法です。日本語でも助詞や助動詞が違うだけで文の意味が変わりますし、ひとつの情報に対していくつもの表現方法があるものです。
世界的にも有名な英語能力テストの対策においては日常生活で生きる英語を覚えることが肝心なので、大学受験に使うような参考書よりもビジネスや会話で使える英文法テキストを使った方がおすすめです。

フレーズを暗記する

単語や文法についての理解が深まったらフレーズを覚えましょう。覚えるべきフレーズは良く使うからこそ価値があります。基本的なフレーズを知っていると単語を置き換えたり多少表現方法を変えると応用が広がります。
したがってフレーズを暗記するのは単語と文法をしっかり学んだあとです。よく、英語対策としてフレーズの丸暗記から始める人がいますがフレーズの意味や構成を分かっていなければ、英文を読むことも他人と会話することも満足にできないままとなる可能性があります。
フレーズの暗記は受験英語の勉強を補足するものと心得ましょう。フレーズをすべて暗記するのは難しいので、英語能力テストで高得点を目標にするならある程度の取捨選択も求められます。

英語を話す場を作る

私たちが最も効率的に言語を勉強するなら、声に出して話すことが有効です。頭で分かっているつもりでも実際に話してみると英語の処理が追いついていないことが分かります。文章を読む、リスニングしたものを整理するときはある程度の時間を取れる一方で、会話となると当意即妙な返しが必要となるからです。
最初は英語を話せない自分に落ち込んでしまうかもしれませんが、それはあなただけではありません。間違えないように気を付けるよりも失敗を恐れず挑戦することの方がずっと大切です。聞き取れなかったときも素直に質問すれば大丈夫です。
話を聞かずに会話することはできませんから、英会話をすることはリスニング力を大幅に向上させます。

英語に触れる機会を増やしていく

英語での会話に慣れて来た時点であなたの英語力はそれなりにものになっているでしょう。そこで、次は英語に触れる機会を増やしていきます。
英語のニュースを読んだり、英語のドラマや映画を観賞したりすることで英語と触れる機会を増やします。目標は英語を日本語に変換しない、英語を英語のまま理解することです。
さらに英語漬けの生活をするなら、普段使うスマホやパソコンの言語を英語にしてしまいましょう。英語を調べる時に英英辞典を使うことも有効な対策です。

慣れるまで継続する

英語の勉強は継続が肝心です。話せるようになったとしても、英語の勉強を怠ればすぐに英語力が落ちてしまいます。よく海外に語学留学した人が1年もすると英語を話せなくなるのもこのためです。
継続は慣れるまで、英語が苦にならなくなるまで行うことが大切です。そこまで継続すれば、もはや日常生活から英語を切り離せなくなります。

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勉強のモチベーション維持が重要

受験英語で大切なのは勉強法だけではありません。モチベーションの維持も同じくらい重要です。仕事との両立が難しいと勉強を辞めたくなってしまうものですが、このような対策で乗り切りましょう。
まずは小さな目標を立てること。限られた時間の中で英語を学ぶビジネスマンにとって、大きすぎる目標はかえって壁を作ってしまいます。今の自分が達成をイメージできるゴールをこまめに設定すれば無理なく英語学習に取り組めます。
次に劣等感を受け入れることです。英語学習をしている中で、思ったより英語の上達が遅い自分に気づくかもしれません。ここでやってはいけないのは他人と比較すること。あくまでも過去の自分と比べてください。

「自分で勉強」と「人に習う」を分ける

受験英語をすべて自分で勉強することは効率的ではありません。やはり英語教育のプロに頼ったほうが、あなたの自己学習との相乗効果が期待できます。特に人に習うべきものは文法です。文法とはその言語の根幹をなす要素なのでネイティブでも完璧に教えられるわけではありません。
だからこそ英語のプロから教わると、一般人の英会話教室にないメリットが得られます。

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まとめ
受験英語の勉強法は決して複雑なものではありませんが、モチベーションを維持できる人が最後までやり遂げられる傾向があります。会社でより活躍したい、英語力があればもっと待遇の良い職場に行けるという人はこれらのポイントを活かして英語対策をしましょう。