普段から英文に触れてTOEICで高得点を目指す (2017/08/24)

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■毎日英文に触れると「慣れる」
英語がほとんど話せない状態で海外赴任を命じられ、家族を連れて海外で生活することになったという方で、帰る頃には英語がペラペラ話せるようになったという方は多いです。海外で生活するには英語に慣れるしかありません。街を歩いても書かれている言葉は全て英文ですし、周りの人の話す言葉は全て英語、テレビを見ても英語しかありません。海外生活の最初のうちはかなりの苦労が伴います。しかし最初は見たり聞いたりしても何がなんだかわからなかった英語も、海外生活を続けるうちになんとなくわかるようになってきて、そのうち自然と話せるようになります。
英語に慣れるというのは、赤ちゃんが言葉を覚えるようになることと同じです。赤ちゃんは最初何も話すことが出来ませんが、親がとくに言葉を教えることをしなくても、周りで話している言葉やテレビなどからどんどん言葉を覚えていきます。赤ちゃんが言葉を話せるようになるのは、周りが言葉を話している環境に触れてそれに慣れてきたからなのです。英語もそれと同じです。英語を話そう、または英語を読めるようにしようと問題集を解いていくだけではTOEICのスコアを上げることは困難です。TOEICでは特に難しい文法や言い回しは出てきませんから、それよりも英語の環境にどれだけ慣れているかでスコアは変わってきます。ある程度まででしたら問題集を解くだけでもスコアを上げることができますが、高得点を狙っているのならば、日本語の環境で過ごす時と同じぐらい英語の環境でも過ごせるように、英文に触れて、英語に慣れてください。

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■スクールに通うのも有効
日本では英語に囲まれた生活を送ろうと思っても、どうしたら良いかわからないという方は多いです。自分で英文の環境に身を置くことが難しいのであれば、まずはスクールに通うということも有効な方法です。
一人で英文を勉強するということは孤独なものです。一人のほうが勉強しやすいという方もいらっしゃいますが、だれかと一緒に頑張ることで、相乗効果でやる気が出て勉強も進んだという方は大勢いらっしゃいます。スクールでは同じようにTOEICの高得点を目指して勉強している仲間が大勢います。スクールによってはTOEICの目指すスコアに合わせてクラス分けしているところもありますから、同じようなレベルの仲間と一緒に勉強をすることができます。お互いに刺激を受けることで、最後までやる気を失わずに頑張ることができます。
スクールの良い所はもう一つ、どこを勉強したら良いかのポイントを教えてくれるところにあります。自分では自分の欠点を見つけることが難しいため、どういうところが弱くて何故TOEICのスコアが上がらないのか、というところが判断できません。しかしスクールに通えば、はっきりと自分の弱いジャンル、間違えやすい箇所などを客観的に指摘してもらうことができますから、その部分を中心に勉強することでスコアをアップさせることができます。スクールを利用するときは、先生にわからないところをどんどん質問していきましょう。そしてスクールで得た仲間と積極的にコミュニケーションを取ってお互いに英語で話したりしていけば、読解力だけでなくリスニング力も向上させることができます。

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■自分で英文環境を広げていく
言語はこのように普段から慣れ親しむうちに自然と身につくものです。しかし、普通に日本で暮らしている方にとっては英語の環境に身をおくという機会がほとんどありません。TOEICは決められた時間の中で長文などを読み、瞬時に内容を理解できなければ高得点を狙うことができません。すぐに読んだもの、聞いたことを理解できるようにするためには、あえて自分を英文に慣れる環境に置きましょう。読みやすいエンタメ系のものでよいですから普段から英語のメディアを見て情報収集するようにすることをおすすめします。自分の好きなアーティストの情報でも良いですから、メディアのニュースに慣れることで自然と英文が頭のなかに入ってきます。または簡単なものでよいですから洋書を一冊読んでみる、そして海外の映画やドラマは吹き替えはやめて英語の字幕で見ることもおすすめの方法です。英文に気軽に触れることが出来て、だんだんと慣れてきます。
英語への取っ掛かりとしてどうしたら良いかわからないという方は、まずはスクールに通って英語を使うことに慣れましょう。せっかくスクールに通うわけですから、一番後ろにいて教えてもらったことだけを学ぶというのではなく、積極的にレッスンに参加するようにしてください。仲間とのコミュニケーションも英語力アップに繋がるだけでなく、やる気を養うことにつながります。そして少し英語に慣れてきたらニュースや洋書、ドラマや映画の中から自分が楽しくできるものを探して英文環境を広げていってください。日本で暮らすことと同じぐらい英語の環境でも楽に暮らせるぐらいになれば、おのずとTOEICで高得点を狙えるようになるはずです。